7月5日に、日本で大災害が起こるという噂が世界的に流布され、海外から日本に飛来する定期便が減便になるという副作用まで発生した。しかし今のところトカラ列島の地震が報道されているだけで、東京直下型地震や南海トラフ地震の報道は入って来ない。それにしても無責任な噂を流す輩には腹が立つ。
その様な日に、私に異変が起こった。声が出なくなったのだ。7月3日あたりから喉に違和感があり、葛根湯を飲んで様子を見ていたのだが、昨夕頃から喉の痛みが強くなって来た。熱は無いけれど一応コロナを疑って掛かり付けの医院を受診したら、冷房病だとの診断だった。
熱帯夜が続くので、エアコンを点けっぱなしにして寝ていると、空気が乾燥して喉を傷めるとのこと。「朝からこんは人ばかりですわ」と先生。風邪薬やうがい薬、トローチをいただいて帰った。就寝するときはマスクを掛けて、湿度を保つようにしてみた。ところが今朝起きたらマスクは外れて転がっており、何よりも声が出なくなった。
今日は灘区文化センター俳句講座の夏季講座の初日。lineやメールが繋がる方には直接連絡し、繋がっていない方にはセンターの事務局から電話をして頂くように依頼した。受講生の皆様にはご迷惑をお掛けしたが、ご了承願いたい。
朝から取り掛った紀伊俳壇の選が終わった夕方頃には、薬効が現れ声が少し出るようになった。しかしまだドナルドダックが風邪を引いたような声だ。俳句の講師や落語家は声が出ないと仕事にならない。早く治すように治療に専念したい。