2025年7月29日火曜日

原稿執筆終了

 御心配をお掛けしましたが、夏風邪はほぼ治りました。ほぼとは、咳が少し残っていること。発症から治癒まで3週間かかりました。百周年の記念行事の準備を進めていた頃は「風邪を引いている暇がない」という状態でしたが、大会が終わって体力がガクンと落ちたのが実感できます。

4月の末に、大阪俳句史研究会のご依頼で、伊丹市の柿衞文庫にて、播水の人生についての講演会を開催しましたが、その講演会の内容を活字化し、原稿用紙50枚の作品が本日仕上がりました。

播水の人生について纏めた書物は今まで発表されていませんので、伝記風にまとめた資料は今回が初めてです。播水の誕生から説き起こして、学生時代、虚子との出合い、医者としての播水、俳人としての播水、70年間の長期政権の要因などを編年的に述べ、最後に作品の解説をして終えました。京鹿子の三人と称された時代や虚子との交流を丁寧に描き、播水のお人柄に最大の焦点を当てて纏めました。百周年記念祝賀会と今回の播水の伝記の執筆で、百周年記念事業は終わりです。

俳句四季の「レジェンド 我が源流五十嵐播水」と重なる部分もありますが、秋ごろには同研究会の書物が刊行されますので、是非読んでみて頂きたいと思います。

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