昨年末に体調を崩し、「恙身に年酒と言へど許されず 伸一路」という状態でしたが、1月8日の汀子生誕祭俳句界の司会と選者をこなし、12日開催の九年母全国新年俳句大会を無事終えました。汀子生誕祭俳句界には各結社から96名の参加がありました。九年母会が当番に指名され、編集部を中心に6名の女性方に披講などのお世話を頂きました。句会ではこの6名全員が稲畑廣太郎先生の選に入り(内2名の方は特選)、大いに意気が揚がりました。
この句会では、参加された他結社の方の、九年母会に対する見方が変わったと感じました。これは創刊100周年記念事業の成果だと思います。関西ホトトギス同人会の事務局の重鎮の方が、「九年母さんがこんなに古い結社だったとは知らなかった」とつぶやかれたのが印象的でした。
九年母新年俳句大会には44名の会員の参加があり、大いに盛り上がりました。会が始まるまで須磨寺を吟行された方も沢山おられました。播水の句碑を拝見したり、本坊前の庭の寒牡丹を見たりと句材も豊富にありました。九年母賞受賞者や選者特選賞を受賞された方の表彰や、新推薦作家、新同人の披露等の華やかな行事の後、美味しい食事を頂きました。その後句会に入り、有意義な時間を過ごしました。
私の主宰就任の翌年の正月から初めて今年で9回目。句会にはちょうど良い人数です。今年参加できなかった方も来年は是非ご参加ください。これで年初の大きな事業が終わりましたので、もう暫く静養をさせて頂きます。
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