2015年11月1日日曜日

「田鶴」の祝賀会

昨日は姫路市にて俳誌「田鶴」の550号記念祝賀会が開催され、来賓として出席しました。名誉主宰共々招待して頂き、ご丁寧な事でした。会場は、JR姫路駅南口の「ホテル日航」。午前11時開会。大広間には200名を超える参加者が丸テーブルに着席され、壮観でした。特に目を引いたのは、稲畑汀子・廣太郎・安原葉・大久保白村・千原叡子という、伝統俳句界を代表する先生方が居流れておられた事です。関西一円はおろか岡山、島根などの結社の主宰方も居られました。摩耶山天上寺や書写山円教寺の住職も見えられ、水田むつみ「田鶴」主宰の人脈の広さを物語るものでした。

前半の式典では、正岡子規研究所主宰の正岡明氏の「子規・虚子・漱石の奇跡の出会い」という題の記念講演を興味深く拝聴しました。むつみ主宰の挨拶や、汀子・廣太郎・葉・叡子各先生の祝辞の後、記念句の表彰がありました。九年母の祝賀会では、記念句の募集は1句だけですが、この度の祝賀会では15句を一組とした募集でした。

後半の祝宴は、商平先生の司会とプロのジャズバンドの演奏で始まりました。乾杯の発声は大久保白村先生。三村純也・茨木和生両先生の来賓祝辞と続き、むつみ主宰の感謝の挨拶を最後として午後3時にはお開きとなりました。私は結社主宰の席に座らせていただき、隣席の三村純也・茨木和生・山下美典の各先生方とビール片手に歓談しました。和やかで手作り感のある、良い宴でした。「九年母」1100号記念祝賀会の参考にしたいこともいくつかあり、有意義な会でした。

今日は下萌句会が汀子邸で開かれ参加して来ました。むつみ主宰が「今朝からどっと疲れが出た」と仰ったので、熱いお湯に入ってぼーっとしていらっしゃい、とスパをお勧めしました。
因みに今日の下萌会の私の成績は次の通りでしたが、一致率指数は84と、久し振りに高率でした。
       言の葉を解きては紡ぎ秋惜しむ      伸一路   汀子  特選
       干し物を仕舞ふほどでもなき時雨       同     同  入選
       晴れて来て軒の光となる時雨          同     同   入選

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