ほっと一息

昨日は午前中西宮戎神社に吟行しました。発行所のスタッフや阪神支部の皆さんと、初戎に参詣し、私の俳句の原点である碧櫻会の植樹の碑や、奉納された巨大鮪、懸け鯛、福笹や吉兆の売り場等を巡り、境内で催された猿廻しを見物しました。

その後、発行所のスタッフ3名は大阪の今宮戎神社へ向かい、阪神支部の皆さんは宮水井戸を吟行した後、市民会館にて開催された定例句会に参加されました。今回から大阪の実力者が一人入会され、素晴らしい陣容になって来ました。ホトトギスの同人が3名もいる句会は、九年母会では他に有りません。これからも、火の出るような厳しい修行の句会を続けます。

さて、今日は下萌句会の初句会でした。こちらの方も、関西ホトトギス会の実力者が今回から参加され、更に水準がアップしました。句会では恒例の、汀子先生お手製のお雑煮を頂き、新年を祝いました。この席で汀子先生が、或る出版社に依頼された40句を10分で詠んだ話をされ、一同大いに驚きました。汀子選入選の私の句は次の通りでした。

　　　　　　声高に初夢語る若さかな　　　　　　　汀子  特選
　　　　　　出勤という初旅でありにけり　　　　  　同    特選
　　　　　　初夢を笑ひ合ふこそめでたけれ　 　  同    入選

初夢の2句は、今日の明け方に浮かびました。最近、明け方に浮かぶことが多くなりました。その為、枕元の懐中電灯とメモ帳が手放せません。毎月一回の最大のイベントが終わり、ホット一息です。