2018年12月2日日曜日

一先ずホッと

汀子先生が先月24日の朝倒れられ、呼吸困難の状態で救急搬送されて九日、洩れて来る情報は深刻なものばかりで毎日案じていましたが、本日12月2日の下萌会にて、廣太郎先生の奥様から詳しい病状が聞けました。ICUから一般病棟へ移られ元気に治療されているとの、嬉しい報告でした。仕事も溜まっており、帰りたくて仕方がないご様子のようです。

24日朝、肺に水が溜まって呼吸困難に陥られ、救急車で運ばれ、入院されました。心臓にも異常を来たされていたのですが、カテーテルで検査した結果、心配された心不全ではなく、ストレスによる心筋症だったようです。目下、心房細動の治療を受けておられるとの事です。奥様から報告を受けた句会では、安心とお見舞いの句一色になり、安堵感が漂っていました。

ただこうした緊急事態の中でも先生は、ICUの中で、ある出版社から依頼を受けた50句を書かれたそうです。その出版社の社長から昨日、私に電話が有りました。また、今日お会いしたホトトギス社の方が、その原稿のゲラをお持ちでした。驚異的な精神力です。ただ、今までのような、朝日俳壇の選のための上京等、体に応える仕事はドクターストップがかかる可能性もあります。今回のいきさつについては、「ホトトギス」2月号にお書きになるそうです。もはや人間の領域ではなく、神に近い方なのかも知れません。

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