今年の節分は2月3日でした。午後1時30分から神戸市長田区の長田神社で追儺式が有ると聞いてましたので、早速出掛けました。数年前にも出かけたことがありました。鬼が持つ松明の火の粉を浴びると一年間息災に暮らせると聞いていましたので、鬼が舞う舞台の最前列に陣取っていたところ、火の粉を浴びてコートに穴があき、ダウンが噴き出して困りました。勿論帰宅して家内にこっぴどく叱られました。
今回は少し離れたところから太郎鬼の舞だけを拝見して帰りましたが、私が震災の時に勤務していた銀行の長田支店が無くなっているのを見て愕然としました。商店街も空き家が多く、震災復興が進んでいない現実に驚きました。
ところで、先日の句会で立春という兼題が出、翌日の句会では寒明という兼題が出ました。立春の句会の方は立春の思いの籠った句が発表されましたが、寒明の方は立春との区別が付いていない句が散見されました。どう違うのでしょう。
寒明と立春とは、時間的には同じ時期ですが、寒明は、寒が明けたということの喜び、立春は春が来たということの喜びです。勘の鋭い方、感性の鋭敏な方にはピンと来るでしょう。イメージを膨らませて、味わってみましょう。
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