2015年12月7日月曜日

嬉しい事

嬉しい事シリーズも何回目でしょう。今回は私自身のことです。今日(12月7日)の朝日俳壇汀子先生選の3席に、私の句が載りました。

       凩の磨き上げたる夜空かな     伸一路

「凩の吹き荒れた後の満天の星を想像させる秀句」という句評も頂きました。これに、3月23日の汀子先生選の句、

       とよもせる万余の羽音鳥帰る    伸一路

を加えると、本年は2句入選です。しかし最盛期の年間6句入選のペースからは随分減りました。

3月30日に九年母の主宰に就任して以来、結社の主宰が朝日俳壇に投句するのは如何なものか、後進の方に譲るべきではないかと悩み、投句は遠慮して来ました。しかし、この欄を通じて元気であることをお伝えしている方も沢山居られます。最近俳壇に名前を見かけないが、どこか悪いのかと、心配して下さる方も居られます。そこで、せめて春と秋の2回くらいはと、投句することにしました。

私にとって今や朝日俳壇は、俳句の神様に感謝を捧げる場であり、読者の皆さんと久闊を叙す場でもあります。まさに俳句を通じての存問です。春の祭、秋の祭に神様に奉納する句を、これからも捧げて行きたいと思います。

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