2016年4月12日火曜日

お悔やみ

俳誌「ひいらぎ」の主宰小路紫峡先生が、去る9日の午後2時頃、前立腺癌にて、神戸市内の病院で亡くなられたとの記事が、本日の神戸新聞に載ったとの知らせを頂きました。享年89歳であったとの由。

ご遺族様には心よりお悔やみを申し上げますと共に、紫峡先生のご冥福をお祈り申し上げます。

関西俳句界の長老が、和田悟朗先生に続き、また一人亡くなられました。寂しい限りです。
私が「九年母」の副主宰に就任した際に、紫峡先生から励ましのお手紙を頂きました。その中に「作家の作品を作りなさい」と書いてありました。

摩耶山俳句大会の選者控室でも、良く声を掛けて頂きました。昨年秋のこの大会には欠席されました。伊藤貫主のお話しでは、先生はもう山へは上がれないと、体力の衰えを嘆いておられたとの事。神戸市内のある病院のロビーでお会いした時には、「あんたも来ているのか」と声を掛けて頂きました。お会いしたのは、それが最後でした。

当会の名誉主宰が倒れられ、紫峡先生には何か有った時には相談に乗って頂きたいと思っていた矢先の事で、残念でなりません。現役の主宰が亡くなる事の影響は、計り知れないものがあります。「ひいらぎ」の会員の皆様が、後継主宰の下、一致団結してこの難局を乗り越えられます様、祈っております。  合掌

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