2016年12月18日日曜日

関取第1号の誕生

今日、「ホトトギス」新年号が届きました。最後の頁をめくってみると、ホトトギス新同人の推挙の社告が掲載されていました。推挙されたのは廣太郎先生。先生最初の新同人の推挙です。

関西地方の新同人に、九年母関係者では次の方のお名前が有りました。

      池田雅かず ・ 内田 進 ・ 内田泰代 ・ 田中靖子

おめでとうございます。全員の方に、取り敢えず電話で祝意をお伝えしました。伝統俳句の世界の最高峰に名を連ねられたのです。素晴らしい快挙です。ホトトギス同人の称号は、例え命が尽きても永久に剥奪されることはありません。また、同人会という組織はありますが、会費のような経済的な負担はありません。但し、いざ鎌倉、何事かあった場合は粉骨砕身、働かねばなりません。普段は安堵された領地で田畑を耕しながら。一朝事が有れば幕府の為に働く御恩と奉公。ホトトギス同人とは、鎌倉時代の御家人の様な立場だと思います。

私が汀子先生からホトトギス同人に推挙して頂いたのが平成20年の新年号でした。同年4月、神戸市灘区の六甲道に大相撲小杉山部屋を開設してから池田山という関取第1号が生れるまで、9年かかりました。本場所での相撲を取りながら、部屋付きの親方として、来年4月から弟子の育成に当たって頂く予定です。まだ十両になったばかりですからまだまだこれからですが、応援してあげて下さい。いつの日にか横綱になってくれるのが楽しみです。

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