2017年1月20日金曜日

新年俳句大会の成功

第2回九年母全国新年俳句大会が、役員の皆様の献身的なご努力と会員の皆様のご協力で、無事成功裏に終わりました。全国各地から87名の皆さんが参集され、大いに盛り上がりました。発行所の事務長を務めている私の妻と、九年母誌の表紙の絵を去年から担当している、妻の妹もお招き頂きました。

私は午前9時に生田神社開館に到着し、既に集まっておられた役員の皆さんと準備を始めました。主宰はもっとゆっくり来られたら、という意見もありましたが、私はイギリス軍隊の伝統的な精神である「指揮官先頭」という考え方を信奉していますので、常に先頭を走ることにしています。会場の壁に、自宅から持参した播水先生の茶掛けの軸と、今年の表紙絵の原画を掲げました。

11時に開会し、先ず主宰から年頭の挨拶をし、今年の進むべき道をお示ししました。その中で今月、「ホトトギス」新同人となられた4人の方を紹介しました。続いて第1回九年母賞の表彰と記念品の贈呈を行い、最後に、新推薦作家と新同人を発表しました。

従来の新推薦作家の推挙の際は、主宰名の推薦状を手交していましたが、今回から止めました。そんな紙切れを眺めている暇があったら、次の段階である「ホトトギス」同人を狙って作句に励んでほしいからです。新推薦作家・新同人は、主宰がこの人と見込んで一方的に差し上げる栄誉の称号ですから、当然のことながら何の義務も有りません。ラブレターに何の義務もないのと同じです。唯一の権利としては、九年母誌の諸家近詠・同人作品の欄に投句出来る事です。「九年母」の推薦作家・同人として誇りと自信をもって活躍して頂きたいと思います。

全員で昼食を摂った後、午後1時半締め切りで句会を開きました。3句出句の3句選。披講の後、私の講評を申し上げ、午後4時に閉会しました。鳥取県からは美智子・栄子のお二人が参加される予定でしたが、急な豪雪の為にキャンセルになり残念でした。その他の遠方の方では、岡山県から聴蓉さんが、埼玉県から政夫さんが、愛媛県からは白羽さんが参加されました。来年の新年会が楽しみだという感想を頂きましたが、嬉しい事です。来年は1月21日(日)に開催します。


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