2017年5月14日日曜日

関西支部大会

本日、奈良の法隆寺の近くに有る「いかるがホール」にて、(公財)日本伝統俳句協会関西支部の年次総会と俳句大会が開催され、関西各地から145名の方が参加されました。私も8名の選者の1人として参加しました。支部の大会ですから、最高選者は千原叡子支部長。その他は、関西に本拠を置く伝統系の結社の主宰方です。

 千原叡子支部長から、伝統俳句協会全体でも関西支部でも会員が減少傾向にあるので、各結社に於いて協会会員の勧誘・増強に努めて欲しい、との訓示が有りました。
確かに、伝統俳句協会が汀子先生により設立された昭和62年頃から虚子記念文学館が開設された平成12年頃にかけての、爆発的な熱気が少し覚めて来たように思います。これは会員全体の高齢化の影響かもしれません。会員の減少は、若い世代の取り込みが進んでいない事の証でしょう。各俳句結社が苦しんでいる問題とも重なりますが、今後の協会の在り方についても、真剣に考える必要があると思います。

 俳句大会には、九年母会からは約20名の方が参加され、互選や選者選の名乗りも良く聞こえていました。こうしたステップを積み重ねて行く事によって、場にも慣れ、自信も付いて来ると思います。今後も積極的に参加され、度胸と実力を養われる様、願っています。

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