2018年7月30日月曜日

颱風見舞い

颱風12号が小笠原諸島近海で突如発生し、寒冷渦に引っ張られる形で東から西に向かって日本列島を襲いました。拙宅のある芦屋では、ほぼ真上を通り、猛烈な風が吹きました。マンションのベランダの手すり等、鋭角の部分に風が当たって金属的な、ジェット戦闘機機が空気を切り裂くような音が一晩中鳴り響き、ほとんど眠れませんでした。

それにつけても心配だったのは、広島・岡山両県をはじめとする西日本豪雨の被災地の状況でした。復興が緒に就いたばかりの時期に襲来した颱風に、被災地の皆さんはさぞかし心配された事でしょう。察するに余りあります。たまたま颱風が東海地方に上陸し、弱まりながら被災地へと向かった事は、被災地の皆様にとっては幸いだったと思います。12号が通常の颱風の様に九州や四国に上陸し、そのままの強い勢力で中国地方を襲ったとしたら、甚大な二次被害が出たかも知れません。

今回は運が良かったのですが、これからが颱風の本番。年々颱風の規模や勢力が大きくなって来ています。海水温の上昇が原因と云いますが、地球温暖化の原因をもう一度考えてみる必要があると思います。二酸化炭素の増加だけが原因でしょうか。それと同時に
私達の日常生活も、大規模災害に対応できるようなスタイルに変えて行く必要があると思います。住宅の立地はこれで良いのか。嘗て川が流れていたところや、池を埋め立てた所等、本来住宅を立てるには不向きなところが宅地分譲されて、結果的に大災害に巻き込まれた所が沢山あるように思います。

災害は常に私達の身の回りで牙を研いでいます。どうすれば身を守れるか、もう一度考えてみたらいかがでしょう。今月のブログは、お見舞いばかりになりました。

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