2019年4月9日火曜日

伊予の青石

4月9日、快晴の空を仰ぎながら朝8時に自宅を出て、電車とバスを乗り継いで淡路の津名港に参りました。同地で柏原憲治事業部長と髙野さち経理部長のお二人とご一緒に大竹石材店の社長の車に乗せて頂き、愛媛県西条市の石材店に向かいました。
石材店で、「伊予の青石」と呼ばれる、深い緑色に褶曲模様のある石を沢山見せて頂きました。そして写真に有る石を選びました。正面にはあまり褶曲模様がありませんが、句が彫りやすい、平らな面があります。
伊予の青石というのは、ジュラ紀に海底に堆積した緑泥がマグマの熱で変成した火成岩で、緑泥片岩と呼ばれ、最高級の庭石だそうです。先年、千鳥句会で吟行した東京の清澄庭園にも幾つか有りました。写真では横倒しになっていますが、右側から3分の2の辺りで切断し、右側を上にして立てられます。石はこれから西条市の石材店から淡路島の大竹石材店に運んで加工され、句が彫刻されます。句碑開きは10月14日。出来上がりが楽しみです。自宅を出てから片道4時間かかりましたが、楽しい旅でした。


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