金融機関には沢山の方が押し寄せ、補助金の申請や緊急融資の申し込みをされています。私も、銀行員時代に阪神淡路大震災を経験しました。通帳や印鑑が燃えて灰になった場合は、口座番号が分かれば本部に残高を照会できるのですが、番号が分からず残高の確認が出来ない場合は、出金伝票にサインだけして頂いて、取り敢えず10万円をお出ししたことがありました。融資課の窓口では、制度融資の申し込みが殺到していました。現在のどの金融機関も、これに似た状況ではないかと思います。世のため人のために、後輩諸君の奮闘を期待したいと思います。
しかし、特定地域以外では、地元の感染状況を見ながら徐々にブレーキを緩めていくようです。油断は出来ませんが、トンネルの先にぼんやりながら明るさが感じられるようになったと思います。気の緩みが原因となって、第2波・第3波が押し寄せるかも知れませんので、外出の自粛と三密を避ける生活様式を、しっかり守って行きましょう。
水遣りはりす組の番チューリップ
可愛いい句です。この句はこれで良いのかも知れませんが、私の感性では、「りす組」という言葉に抵抗があります。他にも「うさぎ組」や「ねこ組」・「きりん組」もあるでしょう。なぜ作者は「りす組」とされたのか。読者が「なるほど」と納得してくれるかどうか、というところに引っ掛かったのです。「りす」と「チューリップ」との間に、何かの繋がりが有れば納得できるのですが。
例)水遣りはみつばち組やチューリップ
りすがチューリップに水を運んでいる、というイメージと、蜜蜂がチューリップに水を運んでいるイメージ。どうでしょうか。
無造作や花舗にバケツのチューリップ
バケツのチューリップとは何でしょう。バケツ地方のチューリップでしょうか。無造作にバケツに入れたチューリップを詠んだ句です。無造作に入れてある、という着眼点は良いのですが、句の調べがギクシャクしています。その原因は「花舗に」です。「に」が喉に刺さった魚の骨になっています。これを「花舗の」としたらどうでしょう。喉の骨は取れましたか。
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