今日は午前・午後と姫路で句会をしましたが、今年の句会はこれで終了です。ところで、大阪の住吉大社からご連絡を頂き、新年の初詣は、1月1日から2月2日までの間にお参りすれば大丈夫との事です。但し5日迄はで店は中止で、午後6時には閉門になるので気を付けてお参り下さい、との事ですので、ご注意下さい。
ところで、今日の句会で次の句が投じられました。
水鳥の藻を食ぶ音の忙しけり
何回か、このブログで採り上げているテーマですが、なかなか徹底出来ませんので、再度説明します。結論から言いますと、「けり」という助詞は形容詞には接続しません。形容詞とは、悲しい、楽しい、等のように次に来る名詞を修飾する言葉です。例えば、悲しい時間、楽しい時間、のように使います。
この形容詞に付かないとは、悲しけり、楽しけり、という日本語は無いという事です。掲句では、忙しいという形容詞に「けり」がついて「忙しけり」と使っていますが、日本語としては正しくないという事です。正しくは「忙し+かりけり」。「忙しかりけり」とは「忙しくありけり」の綴まった形。一般的には「忙しかり」と使うことが多いです。しっかり理解して、間違いがないように使いましょう。
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