本日9月10日で、血液癌の一種の悪性リンパ腫で神戸市立中央市民病院(当時)に緊急入院して以来20年となりました。翌日、ニューヨークで同時多発テロ事件が起きたのですが、私は生死の境目をさ迷っていましたので、よく覚えていません。やがて癌の宣告を受け、3ヶ月の闘病生活に入ったわけですが、痛かったことや苦しかったことは、ほとんど覚えていません。20年の時の流れが癒してくれたのです。退院時には、5年後の生存率は50%と聞いていましたが、20年生きてしまいました。この間に孫が4人も生まれてしまったのです。もし俳句をしていなかったならば、多分、このブログは西方浄土の蓮の台からの発信となっていたことでしょう。俳句に命を懸けて来て、本当に良かったと思います。
さて、九年母会ではこの19日の日曜日、明石公園で本部吟行を予定しています。明石城跡を巡りながら探鳥会を楽しみます。新型コロナの新たな感染爆発が無い限り開催しますので、詳しくは九年母会のホームページをご覧ください。
昨日は、千鳥句会の吟行で神戸大学の構内を散策しました。空を見上げながら渡りの鷹を探したり、鬱蒼と茂る木々を掠めて行く渡り鳥を探したりと、種々手を尽くしましたがそれらしい姿は見られませんでした。夏鳥が南の国に帰り、冬鳥が北の国からやって来る季節が間も無く始まります。その第一陣を明石公園で観察しましょう。どなたでも参加できますので、是非お気軽にご参加下さい。お手元に双眼鏡があれば、どんな物でも構いませんのでお持ちになると便利です。併せて、好奇心もお持ちください。季題になっている鳥を探しましょう。
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