2022年1月4日火曜日

新年初句会について

 新年も早や今日で4日、今更ながら時の流れの速さに驚きます。さて明日は須磨句会。私の初仕事です。皆様はどうでしょう。私は明日から4日間句会が連続しますので、4回分の兼題句を仕上げました。吟行に出て材料を仕込み、兼題で調理する。心の中に写生を貯めておくと、そんなに苦吟することもありません。

ところで、明後日の6日は本部例会です。兼題は「初詣」と「初雀」、会場は長田区文化センター(JR新長田駅徒歩3分ピフレホール内)。午後1時30分締切の5句出句。九年母会では、普段なかなか本部主催の句会に参加できない人も、1月の本部例会か本部吟行には参加して、旧交を温めるという習慣がありました。年一回くらいはお互いに顔を合わせて、元気な事を確認しようということでしょう。コロナ以前には、終わってから「久し振りに一杯」ということもありました。因みに今月の本部吟行は16日。神戸港やメリケンパーク、震災記念日の準備が進む東遊園地などを吟行し、元町の「こうべまちづくり会館」で句会をします。

本部例会や本部吟行は敷居が高いということを言う人が有りますが、それは嘘。敷居が高いなどと云っている間に、彼の世からお迎えが来ないとは限りません。嘘(フェイクニュース)に騙されてはいけません。相撲では「胸を借りる」という言葉がありますが、勝つこと(入選すること)ばかり考えていては強くなりません。名人上手の胸を借りて、負けて転がされて強くなることを考えましょう。上手な方の句の披講を聞いて帰るだけでも、参加した値打ちが有ります。ましてやその人の句が互選で採れたら、こんな嬉しいことは有りません。是非参加してみましょう。

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