2024年2月16日金曜日

明石市の俳句教室

 2月15日、明石市高年クラブ連合会主催の俳句教室が明石市立勤労福祉会館で開催され、講師を務めました。参加者は25名、和やかな句会になりました。句会と言っても、事前に葉書で2句投句していただき、私が選をして句会当日に成績を発表するとともに全句の講評をするというもので、互選はありません。

従って選の力を磨くというより作句力を磨くのに役に立つ教室と言えます。特選8句。入選18句、選外24句をすべて句評し、特選の句に記念品(九年母のバックナンバー)を差し上げました。

受講された2人の方から、18日の石ケ谷公園での九年母本部吟行に参加したいとの申し出がありました。当日10時に、公園の中でお会いする約束です。皆さんのご協力をお願いします。

最近、句会のマンネリ化を感じています。互選では無難な句の採り合いの状況が見られます。類句や類想句を特選に採っている人も見かけます。マンネリ化から脱皮するためにはどうすれば良いか。自分の硬くなった殻を内側から壊して新しい俳句作家に生まれ変わるためには、思い切って挑戦してみることです。互選で採るられることだけに腐心しているとマンネリ化した句になりやすい。新しい境地を開拓しましょう。

     その竿で何が捕れるの若布だよ   伸一路

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