2024年4月24日水曜日

句碑建立

4月21日の日曜日、神戸市中央区の生田神社の境内に、九年母誌創刊百周年記念の句碑が建立されました。午前11時、本殿に50名を超える会員と関係者が参集し、境内に句碑が新設される旨の祝詞が奏上されました。二人の巫女による神楽舞いが奉納された後、主宰が玉串を奉奠し本殿祭は終了。この後会場を句碑の前に移し、細かい春雨が降る中、神職によるお祓いに続いて主宰の長男と孫達により句碑を覆っていた白い幕が除かれ、記念句碑が呱々の声を挙げました。最後に主宰が謝辞を述べて除幕式の神事が無事終了しましたが、参加者は達成感と共に、大きな喜びに満たされました。

     (句碑の句)  初明り より万象の 始まれる   伸一路

境内には、新句碑と広庭を隔てた反対側の壇葛の上に、三代目主宰播水の句を刻した800号記念句碑と、四代目哲也の句を刻した1000号記念句碑が建っており、今回の百周年記念句碑は3基目になります。播水と加藤名誉宮司との間には深い交友関係があり、生田神社と九年母会とは強い絆に結ばれています。三宮の駅にも近く、会員の心の拠り所となると思います。

その後、各自食事をしてから中央区文化センターの句会場へと向かいました。句会参加者は45名。投句数225句。主宰の選には80句が入選。うち10句が特選、更にうち1句が特特選に選ばれ楽しいひと時を過ごしました。 

     句碑披く紐を濡らして春の雨  伸一路                       

  

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