昨日は、大阪のリーガロイヤルホテルで、ホトトギス1400号記念関西祝賀会があり、西日本一円から約420名の方が参加されました。私は、受付で軽いめまいを覚えましたので、大事を取って来賓控室で1時間ほど横になり、記念講演から祝賀会に参加しました。晩餐会でアルコールが入ったら元気が出て来て、各地から来られた皆さんへ挨拶に回りました。参加する度に、誰かと知り合いになれる、それがホトトギスの大会です。今回も収穫が有りました。
記念講演は、上智大学名誉教授大輪靖宏先生の「新古今集の表現方法と俳句の表現法」。新古今集が生まれたのは古今集の表現上の限界を乗り越える為であり、そのことは俳句の表現の革新にも通じるというご指摘は勉強になりました。手弱女ぶりの俳句の多い中、汀子先生が近著「花鳥諷詠、そして未来」の中で、骨太の俳句いでよ、と呼びかけておられます。万葉集などの古典の勉強も、これからの作句活動には必要かもしれません。
今日は県民会館にて、午前中、兵庫県俳句協会の常任理事会、昼食を挟んで1時から理事会がありました。初めて理事会の議長を務めましたが、中身のしっかりした議論が出来て、まずは及第だったと思います。来期も沢山の行事が待っています。
「俳句界」4月号が今日配本されました。「飛翔」の書評や句評をお書き頂きました先生方、有難うございました。どの評も素晴らしく、お気持ちが染み透るものばかり。本当に有難いことです。企画して頂いた文學の森社の林編集長ほか関係の皆様にも、厚く御礼申し上げます。
明日の日曜日は予定が入っていませんので、久しぶりに新神戸駅から徳光院、展望台コースを探鳥してみようと思っています。シロハラやツグミに出合い、鶯の囀りを聞くのが楽しみです。
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