あべのハルカスで開催されている「~陶芸と俳句の世界~ 木暮陶句郎 個展」を拝見に行ってきました。ご存じのように同氏はホトトギス同人で日本伝統俳句協会賞や花鳥諷詠賞を受賞された、伝統派の若手の旗頭です。俳誌「ひろそ火」を創刊して主宰され、NHKテレビの俳句講座の講師を務めておられます。
同時に作陶家としても著名な方で、14歳から作陶を始めて様々な作品展で入賞を重ねられ、しばらく途絶えていた伊香保焼を復活、伊香保焼陶句郎窯を主宰、作品展に出品すると同時に作陶教室を開催し愛好家を育成しておられます。
令和4年にあべのハルカスで最初の個展を開催され、ご招待をいただいたのですが、行事が重なって行けなかったのです。その後、ある俳句結社の祝賀会の席で同席した折に不参をお詫びしましたところ、今回再度お招きいただいたのです。
会場では笑顔で迎えていただき、お人柄の良さが笑顔から伝わって来ました。陶器の作品を幾つか見せていただき、また、俳句の色紙や短冊をたくさん拝見しました。帰る際に手作りの湯飲みを記念にと購入しました。
私が生まれた近江国は信楽焼が有名ですが、父が東近江の布引焼を習っていたこともあり、陶器が好きになりました。銀行の三田支店に勤務して時は今田町の立杭焼の窯をたびたび訪ね、目を肥やしました。自宅には萩焼や益子焼、有田焼や九谷焼などいくつかのコレクションがありますが、この度それに伊香保焼が加わりました。写真を掲載しますのでご覧下さい。
陶句郎さんの今回の個展の成功をお祈りするとともに、作陶家俳人陶句郎さんの今後のご活躍を見守りたいと思います。
なお、今回の個展は9月24日(火)まで、あべのハルカスタワー館11階のアートギャラリーで開催されています。
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